地元に帰る

暫く離れていた地元に帰ってきた。
こんなに長く地元を離れ、雪を踏まないことは今までに一度もなかった。
それがどのような変化を生むのかは、未だにわからないが、やりたいことを全部やると決めた。
行ってみたいところは行ってみたし、住んでみたいところにも住んでいる。
ただやっぱり行きたいところはなくならないし、やりたいことは幸せなことに、あり過ぎる。
今回海外を旅していて、コロナウイルスとやらにいく手を阻まれてしまったが、気付けたことは多かった。
今、移動という行為を見つめ直している。
移動するということの持つ意味は多様性というものを持つには最良の手段であると思う。
多様性なくして人間は生きてはいられない。
ここでいう生きるという意味は、社会的な概念ではなく、もっと根源的なもの。
本質から離れすぎた人間は、生物という中で生きてはいけなくなる。
つまり死ぬ。
去年の冬は、雪が少なく、気温も高く、冬を感じなかったという言葉もよく聞く。
その為、雪や寒さを求め、私の周りは移動を繰り返していたようだ。
なぜ、移動をするのか、何の為なのか。
今冬、今一度、移動というものを考えてみたい。
Happy New Year.